レコ漁日記(2003年3月)


2003/3/29-30(sat-sun)


8時起床。というか、IZUIさんの電話で起きる。今、錦町のガストにいるとのことで、待ち合わせ場所の確認をしたいとのこと。中郵便局前まで来てもらうことにする。とりあえず、ごはんと味噌汁と簡単なオカズで朝食をとり、シャワーを浴びて出かける。待ち合わせ時間を過ぎても来ないので、迷ってるのかなあ、と思い電話してみたら、ちょっと手前の方で待っていたようで、すぐに合流。ご挨拶して車に乗り込み、自分のマンションまで来て貰う。今回の大阪クルーは、DJのPINCH,IZUI両氏と、スタッフのタイゾーさん、タッちゃん、吉田さんの全部で5名となる。前夜21時出発で、北陸経由磐越自動車道から東北自動車道に入り、約10時間で来たとのこと。東名、首都高経由東北自動車道より混まないし、料金も安かったとのこと。無事到着して何よりです。部屋で今日のパーティについての雑談後、大阪クルーは仮眠となる。私はネットでメールやオークションのチェック(^^;)。昼過ぎに腹が減ったのでスパゲティを茹でて食べる。15時過ぎに大阪クルーは起床。ソウルアディクションの目黒さんから、オーサカ=モノレール一行がまもなく仙台到着という電話を貰い、出かける準備をする。大阪クルーは、後ほどTOKさんと合流して貰うことにして、私は外出する。

待ち合わせは、春日町のSUNNY DROPSというカフェ。店に入ると、目黒さんと、中田さんを始めとするモノレールのメンバーが勢揃い。早速皆さんとご挨拶をしてコーヒーで一服。まもなく近くのG/i/Pでモノレールがゲストのラジオ番組収録があるということで同行する。ビル内のG/i/Pのスタジオでラジオ収録後、皆で食事へ行くことに。国分町のべこ正宗へ。メンバーの殆どが仙台に来るのは初めて、ということで牛たんを美味しく召し上がって頂けたようで何よりでした。

で、今日のHEAVY FUNK SYSTEM IN SENDAIの会場であるNEO BROTHERZまで歩いて移動。中に入るとソウルアディクションの皆さんがステージをセッティング中。お疲れさまでございます。まもなくステージが完成し、モノレールがリハーサルを開始。続いてソウルアディクションのリハーサルとなり、着々とパーティの準備は進行する。そのうち、大阪クルー、TOKさんとESSENCEのmatsuさんが登場。matsuさんは、わざわざ東京から来て頂いて感謝です。昼食、夕食と牛たんをハシゴしたらしく、仙台にいる間は牛たんオンリーで通す、と豪語されておりました(^^;)。バンドのリハーサルが終わって、ターンテーブルの音出しをする。IZUIさんは、7インチ専用のスリップマットを持ってて、それをセットしてサウンドチェックしてました。PINCHさんもバラードやアップテンポの曲をかけたりスクラッチを入れたり入念にチェックしてました。やっぱり音に対するこだわりが違いますね。

一通り準備が終了したので、出演者、スタッフの皆さんに集まって貰って、開始前の打ち合わせ、というか顔合わせ。なにしろ出演者、スタッフで50人くらいになるという大所帯なので、皆さんが気持ちを合わせて「いいパーティーにしよう」ということで動かないと大変ですよね。私からのご挨拶もちょっと緊張しました(^^;)。で、21時前にラウンジ担当のjunさん、オノデラさん登場。フード担当の女性陣も登場、ということで、ほぼ準備完了。21時過ぎに開場し、お客さんに入って貰う。

ネオブラ入り口です


いよいよスタートだ。最初のDJは、羽生さん。"NIGHT TRAIN""ALL ABOUT MY GIRL"などのモッズ系R&Bなどを回しながら、ブラウンの"IN THE MIDDLE""SAY IT LOUD,I'M BLACK & I'M PROUD"などのファンクに加えて、ソウルやジャズファンクなどを混ぜてて、かなりいい感じ。スタート30分でお客さんもかなり入ってきていて、ちょっとビツクリ。

そのうち、VJチームのBLUE FORESTも登場。フロア脇にてセッティングし、VJもスタート。これで万全ですな。で、次のDJは私でございます。1回目は女性ヴォーカルをメインにしました。7インチオンリーで、セットリストを書いておきます。

1 SAY YEAH YEAH / YVONNE FAIR(DADE 5006)
2 PAPA LEFT MAMA HOLDING THE BAG / THE JEWELS(DYNAMITE 2000)
3 OUT OF SIGHT / JAMES DUNCAN(KING 6039)
4 YOU DON'T WANT ME AROUND / MIKE WILLIAMS(KING 6067)
5 SHHHHHHHH(FOR A LITTLE WHILE) / JAMES BROWN(KING 6164)
6 THE LORD WILL MAKE A WAY SOMEHOW / KAY ROBINSON(KING 6316)
7 HE'S THE ONE / MARVA WHITNEY(KING 6283)
8 IT'S MY THING / MARVA WHITNEY(KING 6229)
9 ANSEWER TO MOTHER POPCORN / VICKI ANDERSON(KING 6251)
10 SUPER GOOD / VICKI ANDERSON(KING 6344)
11 LET IT BE ME / VICKI ANDERSON-JAMES BROWN(KING 6293)
12 OH UNCLE SAMMY / LYN COLLINS(POLYDOR 14119)
13 YOU'RE WELCOME,STOP ON BY / MOMIE-O(VICKI ANDERSON)(I DENTIFY 8004)

1から5は、アーリー、ミッド60ズのブラウン関連で、ちょっとモッズ入った感じ。6は、コンピ「ファンキーディヴァズ」収録、ブーチーがベースのオリジナルJBズに加えてボビーバードもバックアップした超絶ゴスペルファンク。この7インチはイエローレーベルのプロモでございます。ここから女性ヴォーカル特集へ。マーヴァ2連発、ヴィッキー3連発にリンコリンズを挟んで締めはマミーOとバードのデュエットで終了。個人的には、やはり9ですね。

回している途中で、MOROさん登場。仕事が終わってギリギリで駆けつけてくれた。次は彼の番なので間に合って良かった。ブースを出て、ドリンクカウンターに向かうと、FRASCOクルーの皆さんが駆け付けてくれていた。ABI、魅了夫妻、KENITSYさん、KSKさん、フカヤさんとご挨拶。ABIさんから、お土産で、TV東京で放映された「ビートストリート」のビデオを頂く。うー、これは貴重です。感謝です。あと、先日DROOMで一緒にDJをしたKATOさん、黒田さんのお友達のMIKIさんもいらしており、ご挨拶。続々と人が増えて来ている感じ。この頃になると、フロアも大分埋まって来ていた。


後ろ姿その1(^^;)後ろ姿その2(^^;)


MOROさんのスタートの曲は、アップテンポの女性ヴォーカルファンク、"FUNK THE RICH"。次は、"DOING IT TO DEATH"のイントロのダニーレイのMCをフルで流してから"CANTALOOP"(US 3)に繋ぎ、"RUNNING AWAY"(ROY AYERS)から"DESCRIPTION OF A FOOL"(ATCQ)に繋ぐという憎い選曲。やっぱ、このあたりのヒップホップはいいですなあ。その後、"I WOULDN'T CHANGE A THING"が流れたところで、matsuさんが、「これは踊るしかないでしょう」といいつつフロアに消えて行きました(^^;)。この時点でフロアもほぼ満員近くなってきておりました。後半は、"HOT PANTS I'M COMING"(BOBBY BYRD)から、そのネタを使った"RAW"(BDK)に繋いで、ミドル、オールドスクールのヒップホップ、ファンクなどのプレイの合間に"SPREADING THE FUNK VIRUS"(MURO FEAT. NAKATA RYO)を混ぜるなど、モノレールへのリスペクトも忘れていない熱い選曲でした。最後の"HANG LOOSE"(PEOPLE UNDER THE STAIRS)にはヤられました。

そして、次は、ソウルアディクションのライヴだ。かなりハイテンションでメンバーが登場し、"MARK ON THE LIFE""CHOCOLATE BROWN""ONE NATION"と、矢継ぎ早に3連発。これで、会場の雰囲気が変わりました。演奏も、個人的にこれまで観てきた彼等のライヴの中ではベストと言えるくらいの出来で、気合い入ってるなー、という感じでした。曲の途中に"SOUL POWER '74"のホーンフレーズなんかを挟んだりして、ヘヴィファンを意識してファンクアップしてくれているのも嬉しかったですね。


皆楽しそうです満員のフロア
大活躍のホーンセクション踊れ、踊れー!
フロアに入れずさみしい(^^;)満員です(^^;)


3曲演奏した後、MCが入って、その後は、"EYES ON"でちょっとしっとりと。それからまた、"GET ON THE BUS""THANK GOD FOR FRIDAY"でアゲて、またMC。このあたりの構成がいいですね。そして、"JUST GROOVIN' NOW""KEEP ON DANCIN'"と続けてライヴは終了。いい感じでした。

次は、いよいよ本家ヘヴィファンのDJ、IZUIさんの番だ。ソウルアディクションのナカハチ氏のMC「DJ、IZUI!」を受けて、「えー、ヘヴィファンクシステムです。ぼちぼちいきますわ。」と最高のセリフでスタート(^^;)。このセリフを聴いて、上田正樹と有山淳司の名盤「ぼちぼちいこか」を思い出したのは私だけではないでしょう(^^;)。大阪スピリッツをビシビシ感じましたね。で、1曲目は、ボー・ドリスの"IKO-IKO"。バンドのステージの照明を担当していた関係上、ソウルアディクションのライヴの間、ずっとDJブースから観ていたのですが、ライヴ中にIZUIさんがDJの準備に来て、このレコードをセットしてた時、ついIZUIさんらしいなあと笑ってしまいました(^^;)。その後、"IRON LEG""MARVIN'S GROOVE"など、ファンク定番をかけつつ、ジミーキャスターバンチの「バーサバンプブギー」をかけたのには笑いました(^^;)。その後は、侠気ファンクの連発!"HIP DROP""HECTOR""WHO GOT THE NUMBER""COME DOWN BABY"、そして"IT'S JUST BEGAN"でフロアは大爆発!フロアの野郎率が高かったです(^^;)。

で、次はピンチさん。いきなり"PLANET ROCK"の7インチのインストをプレイ。マイクを持ち、エフェクトのかかった声で「ようこそ、ヘヴィファンクシステムへ!」と叫ぶ。これにはヤられましたよね〜。フロアも大盛り上がり。その後、"GOOD TIMES"(KOOL & THE GANG)のインスト?ヴァージョンが。ああ、これって、ヴォーカル入ってないのあるのかー、と悩んでしまいました。こういうレコをかけるとは、さすがはピンチさんですな。自ら「ヘヴィファンクラシック」と言ってた女性ヴォーカルファンクを挟んで、"THE BOTTLE"(GIL SCOTT-HERON)は、もちろん7インチでライヴヴァージョン。いやー、泣けますねえ、この曲。その後は、"SCRATCHIN'"やルーファストーマスの7インチを2枚使いでプレイ。もちろん、きっちり繋いだりしておりません(^^;)。「繋げばヒップホップ。わざとずらして、盛り上がるまでやるのがファンク」とはピンチさんの言葉。私は、88年にボビーバードと一緒に来日したバリーKシャープのプレイを思い出しました。彼もファンクを繋がず2枚使いでプレイしてました。その繋ぎ方が本当にめちゃくちゃで(^^;)、盛り上がってたのが印象的でしたね。その後の展開も凄かったっす。まず、"TURTLE WALK"(SUGARMAN THREE)で盛り上げておいてから、"ALLIGATOR BOOGALOO"のモノレールヴァージョンをプレイ。これには本当にシビれましたですよ。個人的にはその後に、"FUNK BOMB"行って欲しかったです(^^;)。で、ホーンとベースラインが特徴的なレアインストファンク(体に染み付くくらい聴いているのに曲名が分からん(^^;))の後、男性ヴォーカルのファンクを1曲挟んで、「ワシントンDC!」とのコメント。KSK、KENITSY両氏がブースに駆け付けた"LET'S FIRE IT UP"(NATURE'S CREATION)(勿論JAMTU盤7インチ!)が流れる。私へのサーヴィス選曲(^^;)"LOVER IN YOU"(SUGARHILL GANG)をかけてから、やられた!と思った次の曲は、"LET'S MAKE PEACE AND STOP THE WAR"(FUNK INC.)。「ディスイズ、シンプルメッセージ」というMCの通りですね。私もこのレコ持って来ていて、すきあらばかけようと思ってたのですが(^^;)。で、その後に"WHAT'S GOING ON"(MARVIN GAYE)が。「兄弟何やってんだ!BY MARVIN GAYE」とのコメント、まさに今の状況ですよね。

この後は、アップ目のファンクをかけるのですが、すでにフロアは、オーサカ=モノレール待ちのお客さんで一杯。異様な雰囲気につつまれておりました。モノレールの出番が遅れていたせいもあって、ピンチさんも曲選びと、曲を切るタイミングに苦労していたようです。

予定より10分ちょっと遅れて、ようやくオーサカ=モノレールの登場です。イントロダクションの演奏に乗せて、中田さん登場。「ヘヴィファンクシステムイン仙台、楽しんでますかー?」のMC。お客さんは大騒ぎ(^^;)。続いて、"RUMBLE 'N STRUGGLE"。超タイトな演奏です。バンドと中田さんの動きが一体化して、それにお客さんのヴァイヴが加わり、もう最高です。最近のライヴでやっているシャッフルビートのスキットを間に挟み、"JAM 1976"へ。このディスコファンク、好きなんですよ。音数が少ない本当にシンプルなファンクがベースになっており、ブリッジでホーン絡むという展開がなんとも言えません。次は"NEW NEW TYPE THING"。中田さんはタンバリンを持って「ヌーヌー、タイポブタング!」と叫びつつ踊ってました。このコール&レスポンスがまた堪りませんなあ。次は一転して、バラード。"IF I RULED THE WORLD"。お客さんの反応が凄い。女性は本当に「キャー!キャー!」と叫び続けて、これはアポロの1枚目か?という感じ(マジです(^^;))。終わって、ようやくMC。「ぼくら、ずっと長いことやってますが、仙台でやるのは初めてです。よろしくおねがいします。」との言葉に、大歓声。次は、"MOTHER POPCORN"。ビートの切れは抜群。ちょっと短かめで、すぐにまたMC。今回のこのヘヴィファン@仙台の出演者、スタッフに拍手を、ということで、次は、"(SHE LIGHTS MY FIRE,THE BABY SURE IS)DOWN AND OUT"。本当にいいビートです。やはり、このヘヴィファンでのライヴというのはファンクが成せるマジックなのでしょうか。この曲はブリッジがいいんですよねえ。そのブリッジに乗せて中田氏のオルガンソロが。本当にファンクな瞬間ですね。で、またMC。あまりのお客さんの盛り上がりに、「俺思うんすけどね、あれやな、仙台の人、やかましすぎんなあー!!」。お客さんも大喜び(^^;)。次は、ピンチさんもプレイしたばかりの"ALLIGATOR BOOGALOO"。中田さんは、またオルガンへ。"SAY IT LOUD,I'M BLACK AND I'M PROUD"のホーンのフレーズも出て来たりして、グッと盛り上がりました。そして、またMC。中田さんの熱いメッセージ。やはり、"REVOLUTION OF THE MIND"が必要なのでしょう。そういう前振りで、"JUST BEIN' FREE"へ。いやー、泣けますね。我々はまだ自由じゃないんですよね。その後、"MOTHER POPCORN"を短く挟んでから"COLD SWEAT"へ。この"COLD SWEAT"はヤバかったですね。ダラスヴァージョンなのですが、本家より凄いのでは、という感じでした。まず、"CAN I GIVE THE DRUMMER SOME!"と叫んでから、新メンバーの紹介。その新メンバーの中で、ドラマー奥瀬健介氏は、元ソウルアディクションのドラマーで、今回のヘヴィファン@仙台がきっかけで加入したという何とも言えない縁を感じます。で、「ドラムソロいっていいっすか!」でドラムソロ。クライドばりのいいビートです。そして大内氏のベースソロ。ぶっといベースで文句無しです。このリズムセクションなら、本当に間違いないですね。"SOUL MAN""RIDE YOUR PONY"のフレーズを絡めて、「もう一個だけ言うときまっさー。仙台来たらだいぶ寒いやろなあと思うてたけど、だいぶ熱いっすねー!!」。もうお客さんもヒートアップという感じで、本当にうるさかったです(^^;)。そして、恒例のカウント大会。"LET ME DO THE ONE!"と言って、人差し指を出す中田さん。でも、ホーンセクションの平石さん他が同意してくれない(^^;)。それでは、と中田さんは、思いっきりパフォーマンスしながら、また人差し指を出す。それでもNG(^^;)。これを何回か繰り返して、ようやく同意して貰って、カウントへ。と、こう書いても分からないでしょう(^^;)。分からない方は、是非、ライヴに観に来て下さい。中田さん、最高です。ブリッジのビートを早くしてから、"NIGHT TRAIN"へ。これもフェイマスフレイムスばりにメンバーも踊ります。あとは、中田さんのモンキーダンスですか。そして、"COLD SWEAT"のインストに乗せて、キーボードソロの後、フィナーレ。最後に「仙台、ほんま熱かったわ」という言葉を頂いて嬉しかったです。


ミスター中田から目を離すな(^^;)仙台の人、やかましすぎんなあー!!(^^;)
シャウト!ダンス!ダンス!


で、中田さんに「僕の敬愛する師匠、bop-gun!」と、嬉しいMCを頂いて、私の2セット目に突入。このセットは、踊って頂くしかない、ということで、いつもの長いブラウンで。

1 SPORTIN' LIFE / FRED WESLEY & THE J.B.'S(PEOPLE 619)7"
2 MAKE IT FUNKY PARTS 1,2,3&4) / JAMES BROWN("PEOPLE GET UP"2LP:HARMLESS HURTLP-031)12'45"
3 MORE PEAS / FRED WESLEY & THE J.B.'S("FUNKY GOOD TIME:THE ANTHOLOGY VOLUME ONE"2LP:SIMPLY VINYL SVLP167)13'45"
4 HOT PANTS ROAD / THE JB'S(PEOPLE 607)7"

まず、ライヴ後ということで、ちょっとクールダウンの為、1を。何年か前のmassiveでかけましたね。そして、2、3は、いつものセット。長いファンクで踊ってくださーい。ちなみに3の時、あまり長いので、針に綿埃が付いてしまって、最後は針が盤面トレースして終わってしまいました(^^;)。


後ろ姿その3(^^;)


自分の番が終わったので、ブースを出てビールを買って一息。ライヴとDJの照明の切り替えを担当していたせいで、ソウルアディクションのライヴから自分の2セット目のDJが終わるまで、DJブースからあまり離れられなかったので、ビールのウマさもひとしお。ちょっとお腹も空いたのでラウンジに行って、チキンサンドを買って食べる。チキンの味付けが絶妙でウマかったっす。そして、スタッフ向けのみに配られた、目黒さん特製の「だまこ」は、大阪クルー始め、かなり好評だったようです(食べられず残念)。


チキンは一番でかいやつ


あと、物販コーナーもチェック。モノレールやソウルアディクションのレコやグッヅが揃っていて、何か買おうと思ったのですが、この時点であまり思考回路が働かなくなっていたので、何も買えませんでした(^^;)。これじゃレコ漁日記にならんなあ。でも今日は特別なので許して下さい。


Tシャツ無くて残念です


で、ラウンジは、独自の盛り上がりをみせておりましたね。普通、ラウンジというと、チルアウトするイメージなのですが、もう歓声があがるくらいでした(^^;)。ラウンジDJ担当のjunさん,yuさん,abeさん、オノデラさん、本当にありがとうございました。

junさんabeさん


フロアに戻ると、ピンチさんがラテンファンクをプレイ中。"AFRICAN RHYTHM"(ONENESS OF JUJU)のカヴァー(これ誰なんだろう?)から、キツいビートのレアファンクの連発で、ついつい踊らされてしまいました。その後、"IMPEACH THE PRESIDENT"や"WOMAN OF THE GHETTO""ROCK STEADY"のレゲエヴァージョン、"LET THE GROOVE MOVE YOU"のオリジナルとカヴァーとを交互にプレイするなど、もう言うこと無しのプレイでございました。

で、次はMOROさん。ピンチさんのプレイ中に、上半身裸で踊りまくっていたので、スタッフも「プレイは無理か?」なんて心配してたのですが、出番を告げると真顔になってスタジャン羽織ってブースに駆け付けてたのはさすがでした(^^;)。まず、オーディオ用のテストレコードみたいな感じの、ナレーションの後にファンクドラムが入った曲でスタート。その後、"KING MOST WANTED"(MURO)からブレイケストラの曲に繋いで、"DIFFERENT STROKES"(SYL JOHNSON)をスクラッチで少しずつかけながら繋ぐという展開。いやー、この人凄いや(^^;)。いままでMOROさんのDJは、結構酔っぱらい状態で聴いてる場合が多くて覚えていなかったのですが、脱帽でございます(^^;)。私もまだまだファンクは勉強不足だなあ。で、その後も、"HUMPTY DUMP"の次に"HERB MAN DUB"が出て来てビツクリ!その後、"IT'S YOUR THING"3連発で、"BEFORE I LET GO"に繋ぐという、最高の展開でした。うーむ、彼のDJを聴ける仙台の人は幸せだなあ。

で、最後は、IZUIさん。アフロファンク、ラテンファンクからファンクブルースをかけつつ、"TIGHTEN UP""FUNKY 8 CORNER"、そして、"MONGO MEAT"がかかったときには、思わず「マコッサ!コッサ!コッサ!コッサ!」と叫んでしまいました。あ、"STRAIGHT OUT THE JUNGLE"じゃねえよな、この曲(^^;)。その後はユルめのファンクでゆったりと、というかんじ。5時過ぎに終了。で、最後にオーガナイザーから挨拶を、と言われて、全く考えて無かったので、延々と喋って、後で長過ぎ!と怒られてしまいました(^^;)。そして、本家ヘヴィファンでのエンディングテーマ、"IT'S A SHAME"(SPINNERS)を最後まで流して、ピンチさんの「ヘヴィファンクシステム仙台終わりです。お疲れさまでした」の声で本当に終了。皆様本当にお疲れさまでした。

ここで、「bop-gunさんですか?」と声をかけられる。どなたかと思ったら、以前からホームページの宛に色々と情報を頂いていた、あらいさんだった。ご挨拶して、立ち話し。現在は下北半島にいらっしゃるそうだが、実家が仙台なので、今日はわざわざ駆け付けて頂いたとのこと。本当に感謝です。最初から最後までいらしたようで、そのファンク度の濃さに満足されていたようです。またこういう機会があったら是非いらしてください。

バンドの皆さんは、機材を片付けて撤収。ステージを持ち込み、組み上げてくれたソウルアディクションの皆様には本当に感謝です。モノレールは、後のスケジュールの都合上、すぐ戻らなければならず、中田さんともお別れ。本当にいいライヴをありがとうございました。で、目黒さんと一緒に本日の精算。店長の土屋さんから、ネオブラスタッフも仕事していてとても楽しかったパーティーでした、との言葉を頂き、本当に良かったです。オーナーの大平さんともご挨拶。またこういう楽しいパーティが出来ればということで、定期的に継続していきたいですね。

精算後、ネオブラを出る。「だまこ」に使用した鍋などを持って帰る為、目黒さんは一旦部屋へ。私は、打ち上げという名の修行会場(^^;)、「ガスト錦町店」まで歩いていく。3月末とはいえ、仙台の朝は結構外は寒い。ガストに着くと、来ていた皆さんは、既に食事を済ませていたようで、私はきのこ雑炊を頼む。参加者は、大阪クルー5名と、TOKさん、matsuさん、KENITSYさん、KSKさん。あと、目黒さんも追って参加。話題はもっぱら、IZUIさんの1回目のプレイ。フロアの男性支配率が異常に高かったので、「男祭り」と名付けられてしまいました(^^;)。IZUIさんのプレイ時、いつもは先陣を切ってフロアに乱入する、タッちゃん、タイゾーさんを押さえて、KENITSYさん、KSKさんが既に盛り上げていたことを考えると、後期フラスコは、ずっと「男祭り」だったのか、という話にもなり、皆で大笑い(^^;)。次回のヘヴィファンは、IZUIさんは裸に褌締めて、プレイの前に一升瓶から日本酒を口に含んでターンテーブルに吹いてから始める、なんて凄い話も出たりして、この話題が3時間半も続いてました(^^;)。さすがに私も途中2回くらい気絶してまして、その間にmatsuさんがギヴアップして帰られたりしてたようです。その後は、ようやく反省会らしい反省会へ。とりあえず、今回は、スタッフ、バンド、DJ、VJ、お店、そしてお客さんと、全てに恵まれた素晴らしいパーティだったということに。まあ、これは本当に文句無いでしょう。これで終わりにせず、これをきっかけに継続して行きたいです。

10時半くらいに私がギヴアップして修行は終了。最後までお付き合い頂いたTOKさん、KENITSYさん、KSKさん、目黒さんはお疲れさまでした。ここで中田さんから電話。自宅に戻られたということで、衣裳の件だった。パーティ終了後、目黒さんが楽屋をチェックしてたら、中田さんの衣裳らしきものが残ってたということで連絡してたのだが、やはり中田さんの衣裳だったとのこと。大事な衣裳を忘れる位今回は盛り上った、ということでしょうか(^^;)。送り先を後で連絡頂くということで、次回のライヴには間に合うみたいで良かったです。

で、大阪クルーとともに車で自宅へ。自宅に着いてからも、パーティの模様を撮影したヴィデオを観ながら反省会を継続。DJプレイ、ライヴを全て収録したVHSテープを聴き直したりして、仮眠に入ったのが13時半頃でした(^^;)。で、再起床は17時。目黒さんより電話があって、精算をしたいということで部屋まで来て頂く。精算後、結構お腹が空いたので、集れるスタッフで再度反省会をしようということになる。あちこち声をかけて、場所は、南町通りの「仙台食堂」というお店にする。あとから、TOKさん、MOROさん、VJチーム3名、そして、お客さんでは一番張り切っていたアッキーさん他も駆け付けて、総勢10名となり、お店が終わる23時まで楽しく盛り上がりました。

他のスタッフの皆さんと別れて、大阪クルーとともに部屋へ戻る。彼等は、これから10時間の旅路だ(^^;)。大阪ヘヴィファンでの再開を約束し、駐車場から大阪クルーの車を見送って別れる。部屋に戻って、日記の準備。デジカメの画像をPCに取り込みリサイズする。疲れているのに眠くないなあ。仕方がないのでビールを飲みつつ作業を続け、しまいには日本酒も飲む(^^;)。ようやく眠くなったところで就寝は1時半。



2003/3/23(sun)


9時半起床。急いで朝食を食べにホテル隣のエクセルシオールカフェへ。そうそう、書き忘れてましたけど、このホテル、このカフェでの朝食付きなんです。Bセットのホットサンドとサラダ、ドリンクのセットにする。ドリンクはホットミルクで。これならまあまあいけますな。いやー、こういうお得な宿泊プランは是非とも継続して欲しいですね。

で、部屋に戻ってシャワーを浴びて、ネット巡回。某M女史の日記で、代官山Stylesで、映画「Wild Style」の監督、Charlie Ahearnの写真展「The Birth Of HipHop」というのをやっている、と書いてたので、今日はまずそれを観に行くことにする。地下鉄で赤坂見附から渋谷に出て、東横線で代官山で降りる。HPの地図がわかりづらかったので、最初は駒沢通りの方まで行ってしまったが、偶然発見し、なんとか辿り着く(^^;)。


addidas shopだったのね(^^;)


お店の中に入ると、ちょっと前に出版された当時のヒップホップを振り返ったムック、"Yes Yes Y'all"に載ってたようなポスターが壁に張ってあった。フリーペーパーの「MAD POP マガジン」というのが置いてあったので、貰う。中身をチェックしたら、フラスコの時に、ABIさんから貰ったのと同じものだった(^^;)。そうだよな、貰ったまま読んでなかったな(^^;)。そして、店内をぐるっと見渡したがポスターの種類が少なくて、ちょっと不満。と思ってたら、店員さんから、「2階にも写真が展示してますよ」と声をかけられたので、2階に登ってみる。なるほど、そこはこぎれいな写真展、という感じで「WILD STYLE」関連の写真が展示されていた。


あまりファンクな雰囲気ではない(^^;)


奥に、小さなTVが置いてあって、「WILD STYLE」をDVDで流しているのだが、この日記で何度も何度も書いてますが、大映ヴィデオ版「WILD STYLE」でなければ絶対ダメです。日本人が観る「WILD STYLE」は大映ヴィデオ版しか認めません(^^;)。ざっと写真を眺めた後、入り口脇に自販機があったのでお茶を買って、隣のベンチに座って飲みながら「MAD POP マガジン」を読む。「WILD STYLE」の裏話が書いてあって、これがフリーペーパーなの?という密度の濃さで、凄い。これは、「WILD STYLE」好きは必携ですな。小一時間くらいずっと読み続ける。その間、お客さんは全く来ませんでした(^^;)。やっぱ、人が来るのは遅い時間からだろうなあ。入り口には「WILD STYLE」20周年記念のTシャツにCharlie Ahearnのサインが入ったものがマネキンに着せられておりましたが、あまりにもファンク度が足りないので、私が修正しておきました(^^;)。

修正前修正後(^^;)

腹が減ったので、昼食にしようと思い、とりあえず渋谷まで歩く。以前、おおまえさんの部屋に泊めて頂いた時、このあたりを歩いた記憶があったので、なんとか渋谷まで歩けるだろうとブラブラする。しかし、代官山駅近辺は人が多かったですなあ。人通りが少なくなり、バス停を頼りに歩き続けてようやく桜ヶ丘近辺まで来る。ここまで来たら、あとは大丈夫。昼飯は、新宿でソイ丼を食べることにして、山手線で新宿へ。思い出横町も久しぶりだなあ。つるかめ食堂も相変わらず店員さんが外国人オンリーでした(^^;)。写真は省略しますが、ソイ丼の味は変わってませんでした。

で、小滝橋通り近辺のレコ屋チェックへ。まずは、えとせとら、から。いつものように青梅街道添いに歩いて、右に曲がったら、あ、ビルが無い(^^;)。

道頓堀劇場もありません(^^;)


もう15年以上このルートでえとせとらに行ってるので、体が勝手に反応してしまいました(^^;)。自分の日記で「移転しました」なんてレポートしてたくせして忘れてますね(^^;)。でも、ビル自体が無くなってたのは、ちょっと寂しかったです。あの細い階段を昇り降りしたのが懐かしい。

で、移転後のえとせとらへ行くも、目ぼしいものは無し。続いてシカゴ。ここも無し。ありゃ、これじゃ日記にならんなあ、と思いつつ、では、エアーズだけでも覗いておこうと思い、歩いていたら、パーフェクトサークルを発見!をを、渋谷が無くなってここに集結してたのね。

階段の入り口の看板ブラウン関連7インチ入荷中(^^;)

お店は、地下1階と地下2階にあるとのことで、まずは地下2階から。あまりブラックが置いてなさそうな感じ。とりあえずLPがある場所を見つけてチェックしてたら、凄く嬉しい1枚が!


ワイン・スポット/JB’s(ポリドールMP2414)LP:3900YEN

帯付、24年目の出会い(^^;)


とうとう発見!JBズのファースト日本盤帯付!思えば、一番最初に聴いたブラウン関連盤の1枚で、当時はEW&F大好きの高校生だったため、その価値が分からず棚に眠ってたままでした。そして、「セックスマシーン」との衝撃的な出会いの後、このアルバムは私のヘヴィーローテーションとなったのでした。このアルバムは、本当になかなか見かけず、見かけても帯が付いてないものばかり。ようやく完全な姿で入手出来ました。いやー、嬉しい嬉しい。でも、残念なのは、見本盤なんですよね(^^;)。ま、贅沢言っても仕方がない。あと、トレード用に高額7インチを1枚。

HOT FUN IN THE SUMMERTIME/FUN / SLY & THE FAMILY STONE(CBS SONY CBSA 82012)5900YEN

オランダのスライコレクターとのネタ用。ちょっと高いですが、彼は凄いコネクションを持っているので、このくらいは出しておかないと(^^;)。続いて、地下1階のお店へ。あ、ここは渋谷店の在庫をそのまま移しているな。ここは7インチもLPもブラック関連の在庫が結構あるぞ。といっても買うのはブラウン関連だけなのですが(^^;)。LPとピクチャージャケの7インチを買う。

1 I CAN'T STAND MYSELF / JAMES BROWN(KING 1030)LP:6800YEN
2 GET UP OFFA THAT THING / JAMES BROWN(POLYDOR 2066 687)7":1500YEN
3 WHAT MY BABY NEEDS NOW IS A LITTLE MORE LOVIN'/THIS GUY-THIS GIRL'S IN LOVE / / JAMES BROWN&LYN COLLINS(POLYDOR 2066 283)7":1600YEN
4 THE PAYBACK / JAMES BROWN(POLYDOR 2066 431)7":1600YEN
5 IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLD/IS IT YES,OR IS IT NO? / JAMES BROWN(POLYDOR 421 043)7":1800YEN

1は、フランスのコレクターのウオント。彼は日本盤もオリジナル盤も欲しがってるんです(^^;)。7インチは全部ドイツ盤。ジャケは今回省略。ブラウン本が出るなら、7インチのピクチャージャケは持っているやつ全部載せたいなあ(^^;)。

ああ、やっぱりパーフェクトサークル、いいなあ、と思いつつ店を出る。次に、エアーズを覗いてみるが、珍しいものは無し。お店を出たら、見慣れない看板が。あれ、ここはウィナーズがあったところじゃないですか。新しいお店に変わってたので入ってみる。SHAME RECORDSというブラックの専門店のようだ。7インチ、LP、12インチと在庫があって、なかなかの品揃え。ブラウン関連もLPは結構在庫ありました。で、LP2枚購入。

1 PERFECT / JAMES BROWN(POLYDOR MP2265)1980YEN
2 RAW SOUL / JAMES BROWN(STARDAY-KING KS1016)2980YEN

1は帯付き。2折りジャケの左上の角に掛ける形の変則帯です。帯付きは嬉しいですね。2は、フランスのコレクターのウオント。今回ウオントばっかりだなあ(^^;)。ちなみに白地にブラウンのイラストの別ジャケです。これがレアらしいんですよねえ。この値段ならオッケーです。

ここはまた来たい


これでレコ漁は終了。いい加減疲れてきたので、いったんホテルに戻って休憩。新宿から地下鉄で赤坂見附へ。降りて、歩いて、すぐにホテルに着く。ああ、やっぱこのホテルはロケーション抜群です。部屋でネット巡回したり、J1の仙台対大分戦を観たりしてダラダラ。17時過ぎに再度外出。地下鉄で表参道まで。MIXで、黒田さんのパーティ、"ROCKIN' AND SWINGIN'"(次回より"WAH WAH"と名前が変わるそうです)があるのだ。表参道で降りて、MIXを探す。偶然にもすぐ見つかる。お店にはいると、レゲエが大音量でかかっていた。ああ、レゲエもかかるのね(^^;)。今日は18時以前の入場は無料とのことでラッキー(^^;)。ビールを飲みつつ、フロア脇の椅子に座ってレゲエを楽しんでいると、DJの人から、「佐藤さんですか?」と声を掛けられる。「そうです。」と答えたら、「先日は横浜で車で帰るときご一緒しましたよね?」と聞かれる。え?「それは違う人だと思います。私は仙台から来ました。」と答えたら、彼は、「ああ、失礼しました」と謝ってました(^^;)。なんでも、私に凄く似た方だとのこと。会ってみたいよなあ(^^;)。で、そのDJの彼と少し話をする。黒田さんは20時目標で盛岡から戻るということらしい。今日は、新宿ACBのモノレールのライヴとのハシゴなので、なんとか会えるかな、という感じ。そのうちレゲエからファンクに音が変わった。ユルめのファンク中心で、まさに私のツボ的選曲。ブラウン関連もかかったりして、音は抜群にいいので、ついつい焼酎の二階堂をロックでガンガン飲みながら踊りまくってしまいました(^^;)。ちょっと休憩してたら、matsuさん登場。ご挨拶して、早速ヘヴィファン@仙台のフライヤーを渡して勧誘(^^;)。そして、ダラダラと一緒に踊ったり(^^;)。21時近くなってきたが、黒田さんがまだ来ないので、無念だが、MIXを後にして新宿へ向かう。ACB到着時にはかなり酔いが回ってきた。

中に入ると、SKAをやっているバンドが最後の曲を演奏中だった。ジンジャエールを飲みながら、酔いを覚ましつつ、モノレールの登場を待つ。今日も、昨日と演奏曲目はほぼ同じだったが、お客さんのノリが良かったのだろうか、ハコのせいだろうか、今日の方がノリがいい感じでした。パーティ全体のスケジュールが押してた為、ライヴ終了後、すぐ外に出てくれ、とのアナウンスが。まだ結構酔ってたこともあって、まっすぐ帰ることに。地下鉄で赤坂見附まで。ホテルに戻る道の突き当たりに幸楽苑があったので、入って中華そばを食べてからホテルへ戻る。そういえば晩飯食ってなかったもんなあ。戻ってからネット巡回して就寝1時



2003/3/22(sat)


12時起床。というか、ドアに「起こさないで下さい」という札を掛けていたのにもかかわらずルームサービスの人が入ってきて起きてしまいました(TT)。ま、たまにはこういうこともあるよなあ。とても快適なホテルなのであまり怒る気にもなれず、そのまま起床。シャワーを浴びてから外出する。すぐそばの松屋で、黒田さんオススメの「うまトマハンバーグ定食」で昼食。微妙なウマさですな(^^;)。個人的には80年代後半にあった「レバ焼き定食」の復活を望みます。

今日は渋谷へ。なぜかレコファンに行きたくなって、覗いてみる。エレベータ前の100円コーナーとか、ここも時間をかければ面白いのだが、最近は、そういう安レコをチェックする体力も気力も無くなってきている(^^;)。ブラウン関連を中心にチェック。12インチ1枚とLPを購入。

1 DUCK ROCK FEVER/WALK IN THE RHYTHM / YOU THE ROCK(CUTTING EDGE RR12-88053)12":550YEN
2 SATURDAY NIGHT LIVE! FROM WASHINGTON D.C. / TROUBLE FUNK(POLYSTER RD25-2023)LP:650YEN
3 TROUBLE OVER HERE/TROUBLE OVER THERE / TROUBLE FUNK(POLYSTER RD25-2075)LP:750YEN
4 IT'S MY THING / MARVA WHITNEY(FAMOUS FLAME FF-1026)LP:750YEN
5 MAJOR FORCE LABEL COMPILATION(MF1)LP:1950YEN

1は、「パンプミーアップ」ねたのリミックス入り。2、3は日本盤持ってないので。両方とも帯付きです。しかし、ゴーゴー人気ないですね。だからこそ我々は嬉しいのですが(^^;)。4はブート。5もブートで、10曲入りで全てインスト、というのが面白い。

で、DMR覗いて、マンハッタン3に行ったら、お店が洋服屋さんになってました(^^;)。あ、そうか、吉野屋がマンハッタン系列のお店になったので無くなったのね。あと、チェックする店も無いなあ。シスコ覗いてからユニオンへ。12インチ1枚。

I'LL GO WHERE YOUR MUSIC TAKES ME / RADIO/LONG / JR. WALKER AND THE ALL STARS(WASHINGTON HIT MAKERS WH 1007)850YEN

資料用(^^;)。ミディアムテンポのノットゴーゴーでございます。このレーベルのゴーゴー率は非常に低いので期待してませんでしたが、見事に外されました(^^;)。

待ち合わせの時間が近付いたので、これでレコ漁も終了。今日は、関さんと待ち合わせて、自由が丘の「アンセーニュダングル」という喫茶店へ行くのだ。なぜ、喫茶店?かというと、マスターが大のブラウンファンなのだ。詳しくは吉岡正晴さんの2002年12月の日記をチェックしてみてください。東横線で、学芸大学へ。ここの改札手前で関さんと待ち合わせ。階段降りたらすでに関さん到着済み。御挨拶して隣の自由が丘へ。駅降りてから、道ぞいに少し歩いたところにお店があった。

落ち着いた感じのいいお店でした


お店に入って、カウンターの奥の方に座る。マスターは、外で仕込み中だったようで、少し経ってから店内に入ってきた。関さんと一緒に挨拶して、名刺を渡して自己紹介する。私の名刺を見て、さすがにちょっと驚いてました(^^;)。マスターは、林さんという方で、この自由が丘店以外にも原宿と広尾にお店があるとのこと。早速フレンチローストのコーヒーを注文する。私はコーヒーはあまり飲まないのだが、これは本当に「コーヒー」という感じで苦くて美味しかったです。関さんがお代りをリクエストしたので、マスターが目の前で煎れてくれることになった。真剣な眼差しでコーヒーを入れる姿は、なんとも言えず迫力がありました。これが「ソウル・コーヒー」なんだなあ、としみじみ眺めてしまいました(^^;)。あと、チーズケーキを頂きながら、ブラウンの話などをいろいろと。さすがに年季の入った方の話は面白く、あっと言う間に2時間くらい経ってしまった。18時近くになったので、そろそろおいとますることに。次回は閉店まぎわに来るようにしよう(^^;)。

お店を出て、駅前で関さんとも別れる。関さんは、最近仕事が忙しいらしく、今日も貴重なお休みに付き合って頂いたようで恐縮です。またゆっくりと会って話したいものです。

自由が丘から、渋谷経由で新宿へ。タワーで、ABIさん、TOKさんと待ち合わせ。6階で、打ち込みのアーティストがインストアライヴの最中だったようで、ぶらぶら眺めていたら、偶然にお二人と遭遇。無事合流後、夕食を、ということで、近くのビルの「美々卯」という、うどんすきのお店へ。店に入るとすでに魅了さんと、弟さんのなおさんが先行で食事中でした(^^;)。我々もすぐにうどんすきを注文。最初からうどんを入れて煮込むようで、野菜や鳥肉、魚介類から出るダシがいい味効かせてました。薄味だけど美味しかったです。

この後、生きた海老を入れました(^^;)


食べながら、「芋煮」の話をしたり。なおさんは、学生時代は山形で過ごされたそうで、日本一の芋煮会の第一回、第二回に参加しているとのこと。参りました(^^;)。当時は芋煮は無料でふるまわれたとのことで、時代を感じさせますね。今年は皆で参加しよう、ということで盛り上がりました(^^;)。

食事終わって、お店を出て、新宿駅で、魅了さんとなおさんとはお別れ。残る3名は、高田馬場のクラブフェイズで行われている「ALL FUNKANIZATION」へ向かう。駅を降りると雨模様。駅前は、卒業式か追い出しコンパか、学生さんが多かったです。5分ちょっと歩いたビルの地下が会場だ。中に入ると、ちょうどバンドの入れ替え中で、DJタイムだった。KSK氏、KENITSY氏がいて、すでにアルコール入ってノリノリの状態でした(^^;)。ビールを買ってアルコールを入れてたら、アフロディジアックの登場だ。ライヴを観るのは初めてだ。昨日のフラスコでオノデラさんとは初体面で御挨拶していたので、期待が高まる。やっぱ10人を超えるメンバーがステージに登って、アフロファンクを演奏する、となると圧巻ですなあ。イントロが長かったのがたまにきずでしたが、グルーヴがどんどんできあがってくるのが凄く楽しい。しかし、ようやく盛り上がってきたところで終了してしまったのがちょっと残念でした。さすがに持ち時間が少なくやりづらかったようです。次回はもっと長く観たいなあ!オノデラさん、宜しくお願いします(^^;)。そして、DJタイムを挟んでフリーファンク。2月の仙台のライヴ以来だ。メンバーが抜けたせいか、仙台の時よりちょっと元気が無かったように感じたが、さすがに最後は盛り上げてくれました。そして、またDJタイムを挟み、いよいよトリは、オーサカ=モノレール。新生モノレールは初体験だ。29日のヘヴィファン@仙台に来て頂く絡みもあるので詳細は避けるが、シャッフルビートのスキットを間に挟みながらのライヴは、新鮮な展開。グルーヴも以前のバンドとほぼ変わらない感じで仕上げて来ている。さすがに、新メンバーの方々のパフォーマンスがちょっとぎこちないかなあ、という部分もあったが、そこは中田さんがうまくフォローして盛り上げてました。仙台でのライヴに期待が募りますなあ。

終了後、TOKさんと一緒に中田さんを楽屋に訪ねる。彼は私が来ていたのを知らなかったようでびっくりしてました(^^;)。挨拶した後、すぐブラウンの話(^^;)。いつもと変わらない中田さんでした(^^;)。中田さんから打ち上げにお誘い頂いたが、仙台でゆっくりと、ということで今回は遠慮させて頂き、ABIさん、TOKさんと一緒に帰る。すでに地下鉄が終わっていたので、原宿で降りてタクシーで赤坂見附まで。ホテルに戻って、ネット巡回して2時就寝。



2003/3/21(fri)


12時半起床。昨晩は、とある送別会で4時半まで飲んでました(^^;)。今日は、東京NO.1 GO-GO PARTYのFRASCOが最終回ということで、東京行き。今日から4月4日ヘヴィファンまで、長い長いファンクの旅が始まった。とりあえず、風呂を沸かして入ってから、準備して出かける。遅い昼食を、ひさびさに、おひさまやで。

美味しかったっす

駅に着いて、新幹線の指定を取る。乗ろうと思っていた、はやて、こまちが共に禁煙指定売り切れ。仕方無く普通の指定を取る。東北新幹線は八戸開業してから、はやて、こまちは、のぞみのように全席指定となってしまった。禁煙指定の席、もっと増やせよなあ、と思いつつ、はやてに乗る。禁煙席を諦め切れず、禁煙指定車をウロウロする。さすがにほぼ満席状態だったが、3列席の通路側が空いてたのでとりあえず座る。しばらくしても誰も来ないので、そのまま座ってたら東京へ着いた(失笑)。丸の内線で赤坂見附へ。今日の宿泊先はネットで予約した「ホテルサンルート赤坂」だ。駅を出て、ちょっと歩いたらすぐにホテルが出現!これは便利。チェックインして部屋に入ると、日立の大画面液晶PCが置いてある。ネット使い放題で、しかも禁煙ルーム。これでオープン記念価格で一泊6000円(税抜)はお得です。荷物を置いてネットやったりテレビ見てたりしたら、結構時間が経ってしまった。で、出かけることにする。

いつもはだいたい渋谷に行くのだが、たまには新宿を見てみようと思い、まずはユニオンへ。結構買えました。

1 NIGHT TRAIN/PRISONER OF LOVE / JAMES BROWN(COLLECTABLES 4273)7":300YEN
2 DOIN' THE THING/GENERATOR OIL / LEFTIES SOUL CONNECTION(MELTING POT MUSIC 003)7":990YEN
3 FOOD FOR THOUGHT / JB'S(PEOPLE PE5601)LP:1990YEN
4 I CAN'T STAND MYSELF / JAMES BROWN AND THE FAMOUS FLAMES(POLYDOR JAPAN 25MM0358)LP:1400YEN
5 THINK / JAMES BROWN AND HIS FAMOUS FLAMES(KING 683)LP:2000YEN

1は、コレクタブルズ盤。これは持ってなかったので嬉しい1枚。2はファンク7インチの新譜。A面はアップテンポのインスト、B面はミーターズみたいな感じのユルめの曲。なかなかいけます。3は、180グラムの重量盤。といいつつ、あまり変わらない感じ(^^;)。でも、これって、ポリグラムで出してるのかなあ。4は、フランスのコレクターのウオント盤。帯無しだとこんな値段ですね。5は、セカンドジャケットの初回盤。裏ジャケにレコードの広告が載っておりません。盤は悪いですが、この値段なので。

中古盤も含めてチェックしてたので、20時過ぎてしまった。もう他のレコ屋を回っている時間も無いので、まっすぐ恵比須へ。駅降りてENJOY!HOUSEへ。お店に入るとABIさん、魅了さん、TOKさん、KSKさんがちょうど食事中。フラスコマスターゴーゴーのリハーサルが終わったばかりのようだった。御挨拶して私も食事にまぜてもらう(^^;)。前回はブーチャンライスだったので、今回はカレーライスにする。レンコンなどの根菜が入ったヘルシーなカレーで美味しかったです。

ビールも旨かったです(^^;)

いろいろ話をしているうちにフラスコ第55回もスタート。最初は魅了さんのDJ。地味に回してたなあ、という感じでした。そのうち、黒田さん、KENITSY氏登場。黒田さんは、明日は盛岡でDJ、日曜は青山MIXまで戻って、ROCKIN'&SWINGIN'で回すというハードスケジュール。せっかく盛岡で回すのに東京にいては申し訳ないなあ。そういう意味では日曜日は非常に楽しみです。次のDJはABIさん。角松敏生とかかけてたのがいつのまにかヴィブラストーンに変わっていて、思わずフロアへ。「ナーショナル!」とか叫んで踊ってしまいました(^^;)。このノリを引き継いでTOKさんは、"PAYBACK MIX(FINAL MIXDOWN)"をかけたので、踊り狂ってました(^^;)。この頃にはフロアも結構人で埋まってきてたので、ちょっと休憩することに。


大分暑くなってます(^^;)


このノリを受けた次のDJ、KSK氏は、やはりゴーゴーのオンパレード。休憩もそこそこに、再び踊らされるハメになりました(^^;)。もうフロアは人で一杯。次のMARLEYさんは、KSKさんの最後のゴーゴー曲を"IT DOESN'T REALLY MATTER"(ZAPP)で受けるという荒技を出しました(^^;)。これにはフロアのオヤジ達(含む自分)も発狂(^^;)。そのあとも、80sファンクの連発で、「オヤジ殺しのMARLEY」(って勝手に名付けてすみません(^^;))の本領発揮、といったプレイでございました(^^;)。

そして、次はいよいよ今回で見納めのフラスコマスターゴーゴーの登場。テーマ曲とともに、あのユルいダンスでキメてくれます(^^;)。TOKさん曰く、「あの振り付けは、ビシっと踊れるように練習した上で、わざとユルくやってるんですよ」とのこと(^^;)。さすがでございます。その後は、"MAKE MY FUNK THE GO-GO AT EBISU ENJOY!HOUSE!"のコール&レスポンス。そして、"(WE NEED SOME)芋煮"では、東京唯一のゴーゴーバンド、★GroovePlanet★の鐵切 伝九郎氏がサックスでゲスト参加、リロイ張りの音色を聞かせてくれました。で、最後にはMR.DOLPHINのマジックもあって、フラスコ恒例のステージパフォーマンスをフルで楽しめましたです。


準備中(^^;)ABIさんのサングラス最高(^^;)
ユルい振り付け(^^;)ブロウ!ブロウ!ブロウ!
華麗な手さばきで。。。はいっ、出ました(^^;)


で、いつものごとく申し訳ないのですが、この頃から記憶が定かでございません(^^;)。断片的に覚えているのは、魅了さんのDJで、"HEY NOW!"(RARE ESSENCE)がかかって、一部のオヤジ達(含む自分)で大合唱になったとか、TOKさんがユーロビートかけてたとか(^^;)。もう、盛り上がって凄かったっす。午前3時のフロアの状況がデジカメに残っておりましたので御覧下さい。

"GIVE ME UP"で大合唱(^^;)


で、おそらく4時頃で終わったと思います。本当に楽しいフラスコが終わってしまうなんて、という感じですが、4月はKENITSY氏DAYTON PROJECTをフィーチャーしてロジャー追悼イヴェントを行うし、5月からは、KSK氏、KENITSY氏、OKB氏でフラスコを受け継ぐパーティもスタートするとのことで、まだまだ楽しみは続きますな。それにしても、このパーティを55回も開催したABIさん、魅了さん、TOKさんを始めとするフラスコクルーにはリスペクトです。本当にお疲れ様でした。

で、いつもの打ち上げのイタリアンレストランがやっていないということで、お店を探して恵比須の夜をウロウロ(^^;)。結局、「富士そば」に落ち着き、ラーメンやてんぷらそば、カツ丼などを食べながら、皆で余韻を楽しみました(^^;)。で、「富士そば」前で解散。地下鉄で、赤坂見附まで戻って、ホテルでメールチェックして就寝7時半。


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