レコ漁日記(2003年11月26日:在LA:レコ漁編)
2003/11/26(wed)
9時起床。結構良く眠れたなあ。今日は、おおまえさんが取材で出かける為、留守番となる予定。午前中は、ひたすら溜まっている日記を書く。ようやく広島編のベースが出来上がり。11時くらいに、おおまえさん起床。昨日は2時まで仕事していたとのこと。留守電等チェックしたら、今日の取材がキャンセルになったとのことで、どこかレコード屋に行こうということに。まずは、昼食、ということで、おおまえさんはラーメンが食べたいとのこと。私がお土産で持ってきた生ラーメンの内の一袋を作ることに。調理は、おおまえさんにまかせて、私はNYでtmkさんに録画して貰ったPBSのヴィデオの内容をチェックする。あー、こりゃヤバい内容だ。ちょっと中身を見るつもりが食い入るように見込んでしまう。そのうちラーメンが出来上がる。ヴィデオを止めて昼食。お腹が空いてたので、写真撮れませんでした。非常に美味しかったです。
袋で勘弁(^^;)
食後、レコード屋を絞り込む。おおまえさんの裏情報等により、SAN BERNARDINOにあるGROOVE TIMEというレコ屋に決定。フリーウエイを使って1時間半くらいとのこと。2時半過ぎに出発。フリーウエイに乗る前に、ジュラシック5のアルバムジャケットを撮影した場所を通る、ということで、1枚記念にと撮影したが、失敗しました。
タイミング遅くて通り過ぎてます(^^;)
で、フリーウエイに乗ると、結構な渋滞。おおまえさんによると、市内を抜ければ渋滞が解消するとのことだが、一行に進まず、車が止まることも。なんでだろう?と考えたら、今日は「感謝祭」の前日ということで、半日休日となっているらしい。なので、皆実家に帰るということでの渋滞らしい。日本で言えば、大晦日の午後、という感じですな。そりゃ渋滞するでしょう(^^;)。のろのろと走ったりしながら、なんとか進むが、一行に目的地に近くならない。そのうちあたりも暗くなってきた。17時過ぎると本当に、あっと言う間に真っ暗になる。17時半くらいにようやくフリーウエイを降りる。降りてからは、すぐ近くで、ようやく到着。3時間もかかってしまいました(^^;)。おおまえさん、運転お疲れさまです。
最初は、それほど混んでない
混んできたな
多人数乗員車優先道路で追い抜き
暗くなっても渋滞(TT)
結構広い店内には、新譜と中古のCDがメインで、ちょっと寂れた感じ。カセットやアナログもあるが、そうレアでもない、同じタイトルのLPや12インチのデッドストックが数枚あるとか、そんな感じで、殆どチェックする気も起らない。7インチにいたっては、2枚4.99ドルで、200枚くらいしかなくて、無造作に積み上げられており、裸のものもあった。なんか雰囲気違うよなあ。おおまえさんによると、有名DJも来るお店だとのこと。
一時間くらいチェックして、本当に買うもの無いので、帰ることに。おおまえさんは、SWVのプロモ12インチを2枚購入してました。レジに並ぶと、お店に入ってきたばかりの大柄で眼鏡を掛けた黒人から、おおまえさんが声を掛けられてた。この人がオーナーのようだ。色々聞いてみると、やはり別に倉庫があって、ストックがあるとのこと。今日は時間が遅いのでNGとなり、残念。レジの前にカセットが置いてあったので、チェックしたら、ブラウンの「ラヴ・オーヴァーデュー」があった。3つで12ドルなので、他2個選んで買ったら、10ドルにオマケして貰った。ラッキー。オーナーは、私が着ていた「JBズ」トレーナーを見て、「JAMES BROWNスキ?」と言ってた。日本語も少し喋れるようだ。このお店は、事前に予約して来るべきだったのかもしれない。
お店を出て、隣のハンバーガーショップで夕食。チーズバーガーとペプシ、というオーソドックスな夕食。帰りのハイウエイは空いてて、一時間ちょっとで帰れました。やっぱり日を選ぶべきだったか(^^;)。
こういう写真も飽きたな(^^;)
部屋に戻って、くつろいでいると、案の定眠くなる。おおまえさんは、誰かと電話している。話を聞いてたら、ファンクのレコードのディーラーのようだ。私がLAに来ているということで、イーゴンに、「ジェームス=ブラウンを買えるお店はどこか?」とメールで聞いて貰い、紹介して貰った方のようだ。金曜の午後に約束が取れたようで、楽しみ。これで一気に目が覚めました(^^;)。で、ディーラーに渡すウオントリストを作ろうということで、HPのJB情報欄に乗せている古いリストを作り直して印刷する。足りない分は「レコード・コレクターズ」のリストで補う、ということでバッチリですな(^^;)。
で、今日は、パーティのお誘いを受けたので、出かけることにする。車で15分くらい走ったところで、LAのDJ達が結構出演するというチャリティのパーティらしい。お店の近くに車を止めて、ちょっと歩くと、大きな倉庫のようなお店の前に人が並んでいる。一緒に並んで、ID(パスポート)を見せて10ドル払って入場。フロアは2つあって、入ってすぐのバーカウンターのある小さなフロアはハウス、その奥の大きなフロアは、交代するDJでジャンルが替わるようだ。結構な人出で、大きいフロアはキャパ300人くらいだろうか。ビールを買って、フロアの脇にある休憩スペースのソファに座って、飲みながらしばらくDJのプレイを眺める。2人1組のDJチームは、1人がインスト、1人がアカペラを回して曲を作ってプレイしてました。スティーヴィー=ワンダーの"I WISH"とか、キャッチーな曲が多かったです。そのうち、ブレイケストラのマイルスを含む"THE ROOT DOWN"クルーに交代。マイルスは、ファンクをかけるかと思いきや、ソウルっぽい曲をミックスでかけてました。ラテン系の曲も何曲かかけてて、お客さんが多種多様なので、色々かけるんだなあ、という感じでした。フロアのお客さんも、いい感じで、日本のように一気に皆で盛り上がる感じではないのですが、それぞれ個人が勝手に楽しんでいて、それが全体でいい雰囲気を作っている、というイメージでした。なんと言っても禁煙なのが本当に嬉しい(^^;)。これでファンクが大音量でかかってたら踊りまくったのに(^^;)。おおまえさんから、今日インタヴューする予定だったHIP-HOPグループ、PROCUSSIONSのマネージャーの方を紹介される。彼は日本にも居た事があるらしく、聴き取り易い英語を話してくれるので、なんとか会話することが出来ました。もう少しヒアリングの勉強しないとダメだな(^^;)。
メインフロアはこんな感じ
2時前に帰ることに。ハリウッドの大通りがすぐ近く、ということで、お店を出てから歩いて行ってみる。通りの歩道には、星形のマークが埋め込まれており、有名人の名前が入っている。もしかしたらブラウンもあるかもしれない、なんて話をしてたのだが、深夜なので、また改めて来れれば、ということで部屋に戻る。さすがに眠くて、すぐ就寝。3時位?