レコ漁日記(2003年11月20日:在NY/アポロ下見編)
2003/11/20(thu)
5時起床。前夜見ていたTV(FOX5)のCMで、翌朝5時からブラウン出演予定との告知があった為、由美子さんが突然起きたので(^^;)。関さんは熟睡している。ずっと見てたが、マイケル逮捕へ、のニュースのみ。うんざりしていた7時半過ぎに、ブラウン登場の告知が。関さんを起こそうとしたら、「起きてるよ」の声(^^;)。しかし、本人登場せず。延々と引っ張って、8時45分頃登場。ダンシング人形をネタにして、アポロ公演の告知。エンディングにもちらっと登場。一応tmkさんにヴィデオ録画の依頼をしていたが、念の為、ヴィデオカメラでTVの画面を撮影する(^^;)。一息付いてから、朝食兼散歩へ。
まずは、50何丁目付近の有名なホットドッグのお店で、ホットドッグとコーヒーで朝食。
こんな感じです
42丁目付近まで歩いてから、セントラルパークへ。入り口に、地球をかたどった大きなモニュメントが。
ビースティねたでは無いらしいです
そして、沿道を散歩して色々写真撮影。今年はセントラル・パーク150周年だそうで、そういう垂れ幕が公園内に掲げられてました。
こんな感じです
歩いていると、とてもNYの街中とは思えない。かつて、ランキン=タクシー氏が「千代田区にセントラル・パークを!」と歌った気持ちが良く分かります(^^;)。そのうち、雑木林にリス発見!
かなり近づいたのですが
逃げられました(^^;)
そんなこんなでブラブラ歩いていると、ストロベリー・フィールズ発見。ちょっと寄ってみる。
入り口
石碑
入り口を眺めていたら、2人の方に次々と、「写真撮って貰えますか?」と声を掛けられる。やっぱり人気スポットですなあ。
かなり歩き回ったところで、ホテルの近くまで来ていたので、セントラルパークから出てホテルに戻ることにする。信号を渡って行くところで関さんを1枚撮ってみました。
町並みがいいですね
歩いていると、EXPRESSという洋服屋を発見。関さん夫婦で記念写真。関さんは、運送業をやっておりまして、会社名は、"JB EXPRESS"なのです。(^^;)。
名刺に出来ますね(^^;)
ホテル戻る途中で、チキンとサラダを買って、部屋に戻って昼食。
かなりの量です(^^;)
食後、tmkさんに電話。午後が空いているようなので、1時半にホテルで待ち合わせ。関さんは寝てしまった。私も寝てたのだが、やっぱり頑張って起きて由美子さんと一緒に出かける。まずは、由美子さんの希望でチャイナタウンへ。地下鉄で42丁目で乗り換える。乗り換え途中に、全身銀色の人形男を発見(^^;)。由美子さんが、前に置いてある箱にお金を入れたら、電子音とともに動き出しました(^^;)。NYの地下鉄は、演奏している人だけじゃなくて、こういうパフォーマーもいるから面白いですね。
ポーズのまね(^^;)
動いてます
で、再び地下鉄に乗ってチャイナタウンへ。地上に出たら、香港みたいな感じ。私は買うものが無かったが、由美子さんはブローチ、Tシャツ、シールと買いまくり。歩き疲れて、喫茶店ではちみつ入り紅茶で休憩。由美子さんはタピオカ入りミルクティーを飲んでました。ヒマそうにしていた私に気を使ってくれたのか、tmkさんから、ここで急遽アポロの下見に行きませんか、との提案が。二つ返事で移動することに。まずは、地下鉄へ。乗り換えて125丁目へ。ハーレム行きの、この列車が「A列車」なんですよね。結構盛り上がってしまいます(^^;)。125丁目のホームに降りた途端、雰囲気が違う。地上に出ると、高いビルが少なく、ちょっと古びた懐かしい感じの建物が並ぶ。アフロアメリカン密度急上昇、という感じ。アポロに向かって歩いていると、9月にアポロでのライヴの告知の為にブラウンがフリーコンサートやったビルが出てくる。その脇にはイラストの壁画が。
ここにステージ組まれたようです
壁画
その時のライヴの模様は、中田さんから教えて頂いたサイト、
ニューヨーク・ブラックカルチャー・トリヴィア
でレポートされております。ちょっと歩いて、ようやく
アポロ劇場
に辿り着く。昔はネオンで、夜は光っていたはずの縦文字で「APOLLO」と書かれた看板は、文字が印刷された垂れ幕に変わっており、垂れ幕の左側が風で外れて文字が見えなくなってました(TT)。独特の文字を挟み込むビルボードは無く、一ヶ月前後のスケジュールが書かれた写真看板で、電光掲示の文字が流れるようになっておりました。入り口脇にはチケット売り場と告知ポスターが。
正面向かって右側の看板
左側にはブラウンが
告知ポスター
中に入れるようなので、入ってみると、すぐ右側がアポロのグッズ売店となっており、ブラウンライヴと日程告知のフライヤーが置いてあったので、まず速攻で確保(^^;)。通路の突き当たりがホールとなっており、その通路右脇に、アポロゆかりのアーティストをコラージュした壁一面の写真が2枚。さすがにホールには入れず、壁一面の写真の手前でロープの柵で仕切られていたのだが、アポロのセキュリティのお兄さんから「いま、明日のリハやってるよ。見ていくかい?」と声をかけられる。やった、と思って奥のドアへ向かおうとしたら、なぜか呼び戻されてNGとなってしまった。ホールから漏れ聞こえる音は、なんと"FUNKY DRUMMER"だ!いやー、リハでこういうのやってるのね。その後、TAMI RAEさんのヴォーカルが聞こえたので彼女の曲リハとなったようだ。残念、と思って
アポログッズ
を物色する。由美子さんが、ジャケットとTシャツを購入してたのを見て、私もジャケットとTシャツを買う決意をする。ジャケット$210ドルしました(TT)。カードで支払いを済ませたら、店番の女性がセキュリティのお兄さんを呼んで話をしている。そして、一旦NGとなったリハ見学がOKとなった。おそらく大量に買い物したお陰でしょう(^^;)。ちょっと興奮。
ホールの中に入ると、なんとミスター=ブラウンがソウルジェネラルズと打合せしながら"SUPER BAD"のリハ中。服装は普段着で、ちょっとくつろいだ感じ。ブラウンが、"SUPER BAD! ..TWO!THREE!"と声をかけると、バンドは演奏をスタート。しかし、歌いだす前にストップ。これを2回くらい繰り返してから、ようやくブラウンは歌に入る。歌ってから、またストップ。歌い方も、ちょっとユルめだ。そうだよなあ、リハーサルだもんなあ。そしてまた中断、ブリッジのところから再開。サックスソロに入るところのタイミングを確認しているようだ。リロイが出てくるタイミングを何度も確認している。うーむ。アドリブに見えるようなステージも、こうやって念入りに打合せされた結果なのでしょうね。ステージを良くみると、ビタースイートはおらず。タミー=レイさんがリハを終えて外に出ていくが、我々は騒ぐわけにはいかないので見送る。わずか10分弱で見学終了。でも、貴重な体験が出来て満足でございました。
セキュリティのお兄さんにお礼を言って外に出る。ブラウンの顔写真が出ているビルボードの写真を撮ってから、裏口を見に行こうと思ったが、暗くて人もおらず、ヤバい雰囲気なので諦める。おそらく裏口はあるのだろう。メンバーが乗っているであろうバスが止まっていた。それから、アポロの近くで長年営業を続けている、エンジョイなどのレーベル・オーナーでもあったボビー=ロビンソンのレコードショップ、BOBBY'S HAPPY HOUSEへ。昔のお店の写真を本で見たことがあるのですが、結構ボロボロ、という感じで、どうなっているのか期待したのですが、意外に綺麗なお店になっており、在庫は、アナログは無く、CD、カセット、ヴィデオのみとなっておりました。このお店は、アポロに近いこともあって、アポロに出演したアーティストが自分のレコードの売れ行きを確認する為に良く訪れていたそうです。なので、店主のボビーとアーティストが一緒に写っている写真が沢山飾られており、ブラウンがボビー=ロビンソンと一緒に撮った70年前後の写真などもあり、他にもレアショットが満載でした。欲しかったのですが、もちろん非売品。諦めて店を出る。店頭のショウウインドウにはTVが置いてあり、ブラウンの「ロストテープ」が流れてました。
「ロストテープ」に群がる人たち(^^;)
その後、由美子さんが、明日の関さん用のドレスシャツを買うということで、アポロの並びの洋品店へ。2枚購入。ここで下見は終了。バスでホテルまで戻る。tmkさんは途中下車してお別れ。部屋に戻って、関夫妻は買い物へ。私はメールチェックしてたら眠くなって、ちょっと仮眠。起きたところでtmkさんより電話。明日も午後は空いているとのことで連絡するとのこと。関夫妻が戻って、夕食は、彼らが買ってきたチキンの丸焼き、サラダ、パスタなど。ワインも含めてごちそうになる。食後は、写真の整理。由美子さんのデジカメをPCに落として、ソフトで閲覧する。なかなかいい感じ。さすがに由美子さんは先に就寝。関さんと色々話をして、日記のメモして2時半就寝。